近年価格が高騰している62年製のギブソンメロディーメイカーです。61年製のものをハムバッカー用のメインとして使用していて、こちらはシングルコイル用で使おうとパーツを集めていたのですが、色々あって頓挫してしまったので出品することといたしました。
パーツのないドンガラネックの剛性は言うまでもなく非常に高く、細いながらも近年のギターとは比べ物にならない信頼性があります。ボディ共々ホンジュラスマホガニーを使用し、指板も当然ハカランダのころの個体になります。現状で反りもなく、12F上の弦高6弦1.5mm、1弦1.25mmで運用できていました。入手時はもっと低かったのですが、ビビリ等ありませんでした。ただ、フレットはかなり低くなっているのでアタックがペチペチ言います。交換を推奨します。ブリッジはFaber、テイルピースは90年代のギブソン製亜鉛ダイキャストのものになります。
ネックシェイプはローポジションこそオールドフェンダー的な細さがありますが、12フレットにかけて1インチ近くまでに厚くなっていくプロファイルになっています。思ったよりも違和感がなく、フェンダー派の方にもおすすめです。
音に関して、こちらの個体についてはハムバッカーではなく、シングルコイルを搭載する方が良い結果が出せると思いました。通常のシングルコイルはもちろん、ダンカンのリップスティックPU等も試しましたが、正直フェンダーギターにシングルコイルを載せるよりも好みの音が出せました。ただ、宅録時にシングルコイルだとどうしてもノイズが気になるので、Zexcoilピックアップを取り寄せて搭載しようと考えていました。別のギターで試しましたが、既存のスタックタイプとは比べ物にならないレベルでシングルコイル的です。構造的には一つのプレート状マグネットに対して斜めにコイルワイヤーが巻かれていて、それらがお互いにノイズを打ち消しあっているという構造になっています。言ってみればプレベやG＆LのスプリットコイルPUの構造に近いものがあります。詳細については下記のURLを参照ください。

○https://lawingmusicalproducts.com（英語）
○https://soundville.net/2020/08/16/zexcoil-pu/

発送は画像のハードケース(あくまで輸送用です。落書きもあるのでジャンク扱いとさせてください)に入れてヤマトの着払いで行います。恐れ入りますがNCNRにてお願いいたします。そのほかご質問等ございましたらお気軽にどうぞ。
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