1980年代から1990年代の間の年に復刻された『曼荼羅』柄のシャツです。1970年代に京都で捺染され日系商社トリプル・タイムス・カリフォルニア社によって米国向けに輸出された柄です。当時は生地として輸出されたため商品として生産したメーカー、ブランド名は、不明です。描かれているデザインはいわゆる『曼荼羅』の図案です。曼荼羅とはサンスクリット語で本質、精髄を持つもの、仏の悟りを意味する言葉とされています。曼荼羅の原型は古代インドのバラモン教、ヒンドゥー教から始まりチベット仏教や日本仏教に伝わります。そこには極楽浄土の世界や大日如来を中心とするお釈迦さま、仏、菩薩、明王、天の諸尊を現した大宇宙が描かれています。この作品は歓喜天と言われ、身にまとう事によって開運を呼ぶと言われています。
某ブランドの曼荼羅は、フロントの歓喜天の姿が隠れてしまっており残念な構図になっていますが、こちらは左右に歓喜天がデザインされており、きれいな構図となっています。今まで3ブランドの曼荼羅復刻を見たことがありますが、こちらが最初の復刻ではないかと思っています。 サイズ：M、身幅約63㎝、着丈約71㎝、肩幅約53㎝、袖丈約22㎝素材：レーヨン100％その他：オープンカラー、ココナッツボタン、裾サイドスリットMADE IN JAPAN
※生産・販売年：1980年代から1990年代の間の年※保管による皺があります。※20年以上前のものですが、状態は良好です。※古着に慣れていない方のご入札はご遠慮下さい。※ノークレーム・ノーリターンでお願い致します。