旧チェコスロバキアのテスラの業務用４．５インチ・アルニコ・ツイータ・ユニット ＡＲＶ２３１の状態、程度の極めて良い同一ロットの希少なペア（２本）です。この大型のアルニコ・マグネットが採用されたＡＲＶ２３１アルニコ・ツイータ・ユニットは、シーメンス／クラングフィルムのＴｙｐ Ｓｆ．Ｌ６．２等の可搬式業務用シネマ機器のスピーカー・システム等と同様のスピーカー・システムの高域部を構成するユニットとして設計、開発されたものです。規格の詳細は存じ上げませんが、インピーダンスは、公称１０オーム（実測約７．８オーム）、能率が９５ｄＢ以上、周波数帯域は６０００Ｈｚ～１６０００Ｈｚ、です。旧チェコスロバキアＴＥＳＬＡは、戦前から真空管のみならず、シネマや放送局等の業務用途向けのスピーカー・システムや業務用アンプ等の音響機器を製造し、東欧各国の中では、群を抜いて優秀な、音質的にも音楽性に溢れる魅力ある音響機器を製造していました。出品のＡＲＶ２３１ユニットは、古い年代（１９５０年代）のものですので、本体フレーム等の外観に少し汚れなどが見られますが、コーンやエッジ等の状態をはじめ、機能的にはほぼ完璧と言える極めて状態、程度の良いものです。この高音域ツイータ・ユニットＡＲＶ２３１は、私が趣味で約２０年程前にテスラのユニットを用いて本格的な本格的な２ウェイ・システムを構築する計画で購入し、保管していたもので、テスラのウーファー、フルレンジ・ユニットのみならず、シーメンスやテレフンケンをはじめドイツ系のフルレンジ・ユニットのほか、欧州系のスピーカー・ユニットと組み合わせて２ウェイ・システムを構築する上で、最適なものと言えるかと思います。落札価格の設定につきましては、本アルニコ・ツイータ・ユニットの状態、程度及び希少性をを鑑みて設定させていただきましたが、状態、程度も極めて良く、音質的にも優れた同一ロットの希少なもので、設定した価格以上の価値のあるユニットと言えるかと思います。発送については、厳重に梱包してゆうパックでの発送となります。